オホーツク流氷科学センター
2021/03/27
オホーツク流氷科学センターのマイナス20℃の極寒体験室でいつでも本物の流氷に触ることができるよ!流氷の天使「クリオネ」がたくさん泳いでいました!
北海道紋別市にあるオホーツク流氷科学センター(GIZA)は、マイナス20℃の極寒の空間で本物の流氷に触れたり、流氷の天使「クリオネ」も見られたり、一年中流氷の世界が体感できる施設です。手袋や防寒着の貸出しもあるので薄着で行っても大丈夫です。愛称であるGIZAの名前の由来は、建物の外観が流氷のようにギザギザした形をしているからです。
現在、ガリンコ号は流氷観光船として運航していますが、もともとはサハリン油田開発の流氷上の輸送手段として製造された輸送機(AST / アルキメディアン・スクリュー・トラクター)です。胴体の下部にある2本のスクリューを回転させながら海上や氷上を移動します。オホーツク流氷科学センターには、ガリンコ号の原型機であるAST001や歴代のガリンコ号の模型が展示されています。
ちなみに、紋別海岸の沖にある氷海展望塔「オホーツクタワー」も現在は観光施設ですが、もともとは海上油田のプラットフォームにかかる流氷の力を測定するために建設された流氷の観測施設でした。
オホーツク流氷科学センター内にあるマイナス20℃の極寒体験室では、冬の間に採取した流氷を通年で見て触ることができます。
オホーツクの魚たちを凍り漬けにした展示はとても有名で「流氷水族館」と呼ばれています。
シャボン玉や濡れタオルを凍らせる体験もできます。シャボン玉は弾ける前に凍ります。
“流氷の天使”と呼ばれる巻貝の一種「クリオネ」を通年で観察できます。オホーツク流氷科学センターは、クリオネ研究の権威で、飼育展示数は日本一です。
オホーツク流氷科学センターのすぐ近くには、高さ12m、幅6m、重さ7tのカニの爪のモニュメントが建てられています。紋別に訪れたら必ず立ち寄る定番の写真映えスポットです。
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