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水木しげるロード

水木しげるロード

2021/09/30

「水木しげるロード」は、夜の散策もおすすめです。路上には妖怪たちの影絵が映し出されて、電気がチカチカしたり、音がなったりと、怪しい雰囲気が漂っています。

「水木しげるロード」は、鳥取県境港市にある商店街です。境港市は、『ゲゲゲの鬼太郎』を描いた漫画家・水木しげる先生(1922〜2015)の故郷で、JR境港駅から「水木しげる記念館」までの約800mの間が「水木しげるロード」です。

「水木しげるロード」には、『ゲゲゲの鬼太郎』に登場する鬼太郎、ねずみ男など、たくさんの妖怪ブロンズ像が設置されていて、お店はもちろん、駅、公園、神社、交番も、はたまた街灯、郵便ポスト、マンホールなど何から何まで、商店街全体が妖怪ワールド一色に染まっています。

妖怪ブロンズ像

水木しげる 妖怪ブロンズ像

「水木しげるロード」では、177体の妖怪ブロンズ像が並んでいます。水木しげる先生が描く妖怪の世界観が楽しめます。

河童の泉

水木しげるロード 河童の泉

「河童の泉」は泉がある広場です。「鬼太郎」の小便小僧や横泳ぎしている「ねずみ男」、『河童の三平』の主人公・三平など、合計9体の妖怪ブロンズ像が置かれています。

妖怪神社

水木しげるロード 妖怪神社

妖怪にとって棲みやすい環境がつくられるようにと、妖怪神社は、2000年1月1日の深夜にできた神社です。ご神体は、樹齢300年の欅と水木しげる先生が入魂した黒御影石のオブジェで、「一反木綿」の鳥居や「目玉おやじ」の「手水舎(ちょうずや)」(手を清める施設)が置かれています。

妖怪の影絵(夜の水木しげるロード)

水木しげるロード 妖怪影絵

夜になると妖怪ブロンズ像がライトアップされ、路上には妖怪たちの影絵が映し出されます。怪しくて幻想的な雰囲気をさらに楽しむことができます。

水木茂記念館

水木しげるロード 水木しげる記念館

水木しげる先生の世界観を表現した「水木しげる記念館」では、妖怪コレクションや妖怪ジオラマなどが展示されています。日本語、英語、中国語、韓国語、ロシア語の音声ガイドが利用できます。

妖怪列車(鬼太郎列車)

水木しげるロード 妖怪列車(鬼太郎列車)

米子駅から境港駅までをむすぶJR境線には、「鬼太郎」「目玉おやじ」「ねずみ男」などのキャラクターがラッピングされた6種類の「妖怪列車」(鬼太郎列車)が運行しています。列車内の座席や天井にもキャラクターが描かれています。ちなみに、JR境線にある16駅には、米子駅は「ねずみ男駅」、境港駅は「鬼太郎駅」など、それぞれの駅に愛称がついています。また、米子駅には『名探偵コナン』のキャラクターがラッピングされた「コナン列車」も発着していて、JR山陰本線の由良駅は、「コナン駅」の愛称がついています。

米子鬼太郎空港

まんが王国とっとり 米子鬼太郎空港

飛行機を利用する場合は米子空港を利用します。鳥取県の「まんが王国とっとり」プロジェクトの一環として、米子空港は「米子鬼太郎空港」の愛称が付いています。空港ビルには、「鬼太郎」たちのブロンズ像やオブジェがたくさん飾られています。

鬼太郎フェリー

水木しげるロード 隠岐島 鬼太郎フェリー

島根県隠岐島(島後)には、水木しげる先生の本名と同じ「武良(むら)」という地名があって、水木しげる先生は、隠岐島に自身のルーツがあると確信したそうです。それをきっかけに島後(西郷港)と境港を結ぶ隠岐汽船は、「水木しげるロード」の延長プロジェクトによって、鬼太郎のイラストがペイントされた「鬼太郎フェリー」が就航しています。隠岐島(島後)には、「鬼太郎」や地元に伝わる妖怪たちのブロンズ像など、10体以上のオブジェが飾られています。

 

水木しげる記念館までのアクセス

【鉄道】

大阪から

JR新大阪駅からJR岡山駅まで山陽新幹線で約45分。

福岡から

JR博多駅からJR岡山駅まで山陽新幹線で約1時間45分。

 

JR岡山駅からJR山陽本線(特急列車)に乗り換えてJR米子駅まで約2時間15分。JR米子駅でJR境線に乗り換えてJR境港駅まで約50分。JR境港駅下車徒歩約10分。

 

【飛行機】

東京から

羽田空港から米子空港まで約1時間20分。米子空港から循環バスで約30分。

 

この記事を書いた人

どもども

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