真名井の滝で知られる高千穂峡

真名井の滝で知られる高千穂峡

高千穂峡の楽しみ方!遊覧ボートから見上げる真名井の滝は高千穂峡のまさに絶景スポット!ボートをこぎながら流れ落ちる滝しぶきを楽しんでみた!

宮崎県を代表する絶景スポットが高千穂町にある高千穂峡です。約12万年前と約9万年前に起きた熊本県に位置する阿蘇山の大噴火によって高千穂まで流れ出した火砕流が堆積して、冷え固まった溶岩が五ヶ瀬川の浸食によって V字渓谷になりました。高さ80m~100mにも達する柱状節理の断崖が7kmにも渡って続いています。国の名勝、国の天然記念物に指定されています。

新緑が美しい季節には、貸しボートに乗って「真名井の滝」を見上げてみるのがおすすめです。五ヶ瀬川の青々とした清流と「真名井の滝」の滝しぶきは見ているだけでも爽快感が得られます。初夏の新緑、秋の紅葉の季節はたくさんの観光客が訪れています。

真名井の滝

高千穂峡(真名井の滝)

真名井(まない)の滝は、高千穂峡に流れ落ちる落差17mの滝です。「日本の滝100選」にも選ばれています。 峡谷の崖上にある自然公園の池から流れ落ちる水が真名井の滝になっています。

高千穂峡遊歩道

高千穂峡(遊歩道)

高千穂峡に沿って遊歩道が整備されています。「真名井の滝」、「仙人の屏風岩」などの絶景スポットや「鬼八(きはち)の力石」、「槍飛橋(やりとびはし)」などの日本神話や歴史スポットが点在していて、観光しながら高千穂神社まで歩いて行くことができます。

高千穂峡ライトアップ

高千穂峡 ライトアップ

夏季期間、22時まで真名井の滝の周辺ではライトアップがされていて、とても幻想的な雰囲気です。

日本神話 鬼八の力石

高千穂峡(日本神話「鬼八の力石」)

遊歩道沿いに高さは3m、重さは推定200tの「鬼八の力石」と呼ばれる巨岩があります。高千穂の一帯を荒らしていた神「鬼八」が、神武天皇の兄で高千穂神社の祭神である「ミケイリノノミコト(三毛入野命)」に向かって力自慢するために投げたという伝承が残っています。

槍飛橋

高千穂峡 槍飛橋

「槍飛橋」は高千穂峡の中で最も川幅の狭いところに架かっている橋です。豊臣秀吉による九州平定で高千穂は三田井(みたい)家から延岡の高橋家の領地になりましたが、三田井家はこれを従わなかったので、1591年、三田井城は延岡城主の高橋元種によって攻められて落城しました。城から逃げ出した三田井家の家来たちは、峡谷には橋がなかったので槍を突いて渡ったといわれているところです。

高千穂神社

高千穂峡 高千穂神社 夫婦杉 秩父杉

高千穂神社の境内には、樹齢約800年の「秩父杉」や2本の幹が根元でつながっている「夫婦杉」がそびえ立っています。また、高千穂神社には鎌倉幕府の源頼朝が奉納したとされる「鉄製の狛犬」が安置されていて希望者は見学することができます。鎌倉時代(12世紀)の鉄製の狛犬はとても珍しいので、国の重要文化財に指定されています。

 

高千穂峡までのアクセス

羽田空港から阿蘇くまもと空港まで約2時間。伊丹空港から阿蘇くまもと空港まで約1時間。

阿蘇くまもと空港から高千穂バスセンターまで高速バスで約2時間。

宮崎空港から高千穂バスセンターまで高速バスで約2時間40分。

福岡空港から高千穂バスセンターまで高速バスで約3時間30分。

※高速バスはいずれも予約が必要です。

高千穂バスセンターから高千穂峡まで徒歩約20分。または高千穂バスセンターから高千穂峡バス停まで回遊バスで約15分。

 


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