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猪苗代湖の遊覧船「かめ丸」「はくちょう丸」

福島県猪苗代町の観光スポットとアクティビティ

2023/04/16

人気観光地「猪苗代」の観光スポットとアクティビティ大全

福島県の猪苗代町は、福島県のほぼ中央に位置していて、雄大な磐梯山や日本で4番目に大きい猪苗代湖を持つ自然の魅力がたくさんある観光地です。このエリアは、登山、スキー・スノーボード、湖水浴、ウォータースポーツ、フィッシング、キャンプなど、一年中、スポーツやレジャーが楽しめるスポットがたくさんあります。

猪苗代の由来

猪苗代の由来

猪苗代の由来は、村人が開墾に苦労していたところ、神様の霊験によって、野生の猪がこの地を踏みつけて苗代田を作り、村人が苗代に種籾を蒔いて稲作をはじめたので「猪苗代」という地名になったという説があります。

猪苗代湖の湖水浴

猪苗代湖(湖水浴)

猪苗代湖は、福島県会津若松市、郡山市、猪苗代町にまたがる日本で4番目に大きな湖です。海がない会津盆地では、猪苗代湖で湖水浴が楽しめます。日本全国でも泳げる湖というのは非常に珍しく、澄んだ湖水の美しさから「天鏡湖」(天を映す鏡のような湖)という異名もあります。湖のほぼ全域で湖水浴場が整備されていますが、猪苗代町(湖北エリア)の上戸(じょうこ)浜、志田浜、天神浜、蟹沢浜、長浜が特に人気の湖水浴場です。(猪苗代湖の湖面の47%が猪苗代町に属しています)

猪苗代湖のウォータースポーツ

猪苗代湖 ウォータースポーツ

カヤック、SUP、ウェイクボード、水上バイクなどのウォータースポーツも楽しむことができます。

白鳥の飛来地

猪苗代湖の白鳥

毎年、猪苗代湖にはシベリアから2000羽~3000羽の白鳥が飛来します。猪苗代湖の全域で飛来しますが、オススメなのが、猪苗代湖の北岸の「志田浜」「白鳥浜」「長浜」です。湖岸の水草や周辺の田んぼの落ち穂などを餌にして10月下旬から4月上旬まで羽を休めています。観光客用に餌が販売されていて、餌やりが楽しめるようになっています。

猪苗代湖 白鳥の湖像(志田浜)

志田浜には、彫刻家 親松英治さんの白鳥の湖像が設置されています。昭和女子大学と同窓会が寄贈したブロンズ像です。

しぶき氷

猪苗代湖のしぶき氷(天神浜)

1月から2月の厳冬期に猪苗代湖では、湖岸に強い西風が吹つけられて、周辺の樹木に当たった波しぶきが凍りつくという「しぶき氷」とよばれる現象が見られます。観察できるスポットはいくつかありますが、一番有名なビュースポットは「天神浜」の近辺です。

達沢不動滝

猪苗代 達沢不動滝

猪苗代には、岩肌に沿って水が簾のように流れ落ちる落差約10m、滝幅約16mの達沢不動滝があって、水しぶきで滝の前に虹がかかっているのが見られます。

天鏡閣

猪苗代 天鏡閣

1907年、猪苗代湖の湖畔を巡遊された有栖川宮威仁(ありすがわのみや たけひと)親王が、その風光明媚な景色に感銘されて別邸として建設されたのが「天鏡閣」です。国の重要文化財に指定されていて、明治時代風のドレスを試着して邸内を見学できます。

翁島伝説

猪苗代湖(翁島周辺イラストマップ)

翁島は、猪苗代湖にある唯一の小さな島で、渇水期には陸続きになります。翁島に伝わる民話によれば、ある日、僧が磐梯山の麓を訪れた時、その貧しい身なりからどの家でも僧に水を分け与えてくれませんでした。しかし、「おきな」という美しい娘の家に来た時、娘は快く僧に水を分けてあげました。

数日後、磐梯山が大噴火して、村は陥没して猪苗代湖になり、娘の家だけは沈まずそのまま島となりました。それが現在の翁島というのです。

野口英世記念館

野口英世記念館

千円札でお馴染みの野口英世は、福島県の翁島村(現・猪苗代町)で生まれました。猪苗代湖の湖畔にある「野口英世記念館」には、野口英世の生家が展示されているほか、遺品や資料も展示されています。

いなわしろカワセミ水族館

いなわしろカワセミ水族館

いなわしろカワセミ水族館」は、福島県内の湖沼群に生息する淡水生物を展示している水族館です。水族館の名前にも冠されているカワセミやカワウソも見られます。

土津神社

土津神社

土津(はにつ)神社は、徳川幕府3代将軍・家光の異母弟で、会津藩主松平氏の祖・保科正之を祀る神社です。保科正之は自ら猪苗代に訪れて死後はこの地に祀るよう伝えて、遺言どおり1675年に創建されました。秋になると境内の一面は紅葉で埋め尽くされて、まるで赤い絨毯が敷いたような美しさで、多くのカメラマンが訪れています。

スキー

猪苗代スキー場から眺める猪苗代湖

猪苗代町には6つのスキー場があって、初心者から上級者まで楽しめる豊富なコースが揃っています。北海道に負けないくらいの良質なパウダースノーが楽しめます。 磐梯山や猪苗代湖を一望できるロケーションも魅力です。

磐梯山の登山

磐梯山の頂上から眺める猪苗代湖

磐梯山の登山コースは初級者から上級者まで6ルートあります。猪苗代町には、猪苗代登山口、渋谷(しぶたに)登山口、翁島登山口の3ルートがあって、いずれのコースも所要時間は往復で5、6時間程度が必要です。猪苗代ルートはスキー場のゲレンデを登ることから始まるルートです。眼下には猪苗代湖が広がっています。渋谷ルートは、樹林帯を歩くので森林浴に最適なルートですが、登山道がわかりにくく上級者向けです。翁島ルートは、振り向けばいつも猪苗代湖が望めるルートです。大きな石がゴロゴロ転がっている急斜面を一気に登って行くので体力に自信のある人向けです。(磐梯町には八方台ルート、北塩原村には裏磐梯ルート、川上ルートがあります)

山頂からは猪苗代湖をはじめ、裏磐梯の桧原湖・小野川湖・秋元湖など、360℃の大パノラマで絶景が楽しめます。

 

この記事を書いた人

どもども

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