傘松公園から天橋立の絶景を股覗きする
2021/08/27
傘松公園の展望台から天橋立の絶景を自分の股の間から覗いてみた!傘松公園にはマスコットキャラクターの「かさぼう」がいて、一緒に写真も撮ってくれるよ!
傘松公園は、京都府北部、成相山の中腹にある公園で、日本三景の天橋立を北側から一望できる眺望スポットです。傘松公園からの眺めは、天橋立が昇り龍のように見えるので「昇龍観」と呼ばれています。
標高130mの傘松公園へ行くには、元伊勢・籠(この)神社近くの府中駅から傘松公園駅までケーブルカーまたはリフトを利用しますが、天気が良ければリフトが人気です。
傘松公園は、展望台を後ろ向きに立ち、自分の股の間から天橋立を眺める「股のぞき」の発祥の地です。天橋立の「股のぞき」は、明治時代(1900年頃)以降に広まりました。日本では古くから「股のぞき」で見る景色は、非日常の異世界が見られると信じられていましたが、観光地で初めて「股のぞき」したのが傘松公園です。
傘松公園には、若狭湾に浮かぶ冠島(かんむりじま)、沓島(くつじま)を参拝するための「冠島沓島遥拝所」が置かれています。冠島と沓島は籠神社の海の奥宮で、籠神社の主祭神の天火明命(別名:饒速日命)と市杵嶋姫命(宗像三女神の一柱)が天降って夫婦になったと伝える神聖な島です。
傘松公園で「かわらけ」投げができます。「かわらけ」は土でできたお皿のことです。「かわらけ」が数メートル先の輪の中に入れると開運が訪れるという一風変わった日本古来の風習が体験できます。
週末などの休日には、傘松公園のマスコットキャラクターの「かさぼう」が登場して公園内を盛り上げてくれます。「かさぼう」に会えなくても「かさぼう」のオブジェ(「かさぼう地蔵」)があるので、天橋立を背にして一緒に写真を撮ることができます。
平成五重塔、紅葉の名所として知られる「成相寺(なりあいじ)」行きの登山バスが傘松公園から出ています。
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