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猿・猫・雀・象・兎・虎・獅子・麒麟・龍…。世界遺産の「日光東照宮」は彫刻の動物園や!

2020/08/01

 

栃木県日光市にある「日光東照宮」は、江戸幕府の初代将軍・徳川家康の遺言により、1617年に創建された徳川家康を祀る神社です。現在の社殿群のほとんどは1634年から1636年にかけて3代将軍の徳川家光によって建て替えられたものです。

境内には国宝8棟、重要文化財34棟を含む55棟の社殿が並んでいて、極彩色が施された建物のデザインや彫刻など、見どころがたくさんあります。1999年、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。

日光東照宮の社殿には、人物、霊獣、動物、昆虫、花など、たくさんの彫刻が施されていますが、この記事では日光東照宮で特に有名な動物の3つの彫刻を紹介します。

「神厩舎(しんきゅうしゃ)」と呼ばれる厩舎(うまや)には、馬の守り神とされる猿の彫刻が施されています。猿の彫刻は全部で8場面あって人間の生涯と重ね合わせています。猿の彫刻の8場面の中で特に有名な彫刻が2番目の「見ざる 言わざる 聞かざる」の三猿です。「悪いことを見たり聞きたり話したりしないで良いことだけを学ぶようにしなさい」という教訓が込められています。

「上神庫(かみじんこ)」と呼ばれる倉庫には、2頭の象の彫刻が施されていますが、当時、日本では実際に象を見た人がいなかったので想像で制作しました。この彫刻は「想像の象」と呼ばれています。

徳川家康の墓所がある奥宮へ向かう「東回廊」の坂下門には、「眠り猫」と呼ばれる彫刻が施されています。猫は、徳川家康を護るために寝たふりをしているといわれ、耳を立てて前足を踏ん張っているので、いつでも飛びかかれるような態勢になっているといわれています。また、この「眠り猫」の裏には2羽の雀の彫刻が施されていて、猫がいても雀が安心して暮らせられる平和な世の中、「天下泰平」をあらわしているといわれています。

 

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どもども

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