JAXA筑波宇宙センター
宇宙のことを考えたり語ったりするとワクワクしてしまう人に超おすすめ!あの宇宙兄弟も訪れた「JAXA筑波宇宙センター」に行って大宇宙を感じてみた!
日本の宇宙航空分野の基礎研究から開発運用まで一貫して行う機関が「JAXA(宇宙航空研究開発機構)」です。茨城県つくば市にあるJAXAの「筑波宇宙センター」は、日本で最大級の規模を誇る宇宙航空開発の施設です。1972年に開設しました。東京ドーム12個分があるという敷地には「スペースドーム」という展示館があって、実物大の人工衛星や本物のロケットエンジン、地上から約400km上空に建設された国際宇宙ステーション(ISS)の一部である「日本実験棟」(愛称:きぼう)の実物大の模型などが間近で見学できます。館内をひとりで見学するのも面白いですが、説明員による無料のガイドが実施されているので、説明なしで見学するよりは理解度が深まっておすすめです。
「筑波宇宙センター」は、映画『宇宙兄弟』(2012年公開)のロケ地にもなったので、聖地巡礼と称して『宇宙兄弟』のファンがたくさん訪れています。
ロケット広場には、長さ50mの実物のH-IIロケットが展示されています。はじめて完全国産化に成功したロケットです。今でも燃料と発射台があれば宇宙に飛び立つことができるそうです。写真映えのスポットとしてとても人気があります。
スペースドームに入ると実物の100万分の1スケールの地球の模型「ドリームポート」が目に飛び込んできます。
N-Iロケットから最新のH-IIBロケットまでの20分の1スケールの模型や実物大の人工衛星などがたくさん展示されています。
国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400kmの上空に建設された巨大な有人実験施設です。地球の周りを1周約90分のスピードで回りながら、実験、研究、地球や天体の観測などを行っています。アメリカ、日本、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スイス、スペイン、オランダ、ベルギー、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、ロシアの世界15ヶ国が参加する国際協力プロジェクトです。日本は国際宇宙ステーションの構成モジュールの1つ「日本実験棟」(愛称:きぼう)を開発しています。
「スペースドーム」には、「きぼう」の実物大の模型が展示されています。大きさ、内装と細部に至るまでリアルに再現されています。模型の中に実際に入ることができます。
宇宙服のレプリカから顔を出して記念撮影ができます。
スペースドームに隣接している「プラネットキューブ」には売店があって、店内には宇宙食や宇宙雑貨など、JAXAならではのお土産が購入できます。
筑波宇宙センターには、無料で見学ができる「スペースドーム」の展示以外に、有料の見学ツアーがあります。この見学ツアーはJAXAの専用バスに乗って一般人が立ち入ることのできないエリアに向かいます。そこでは宇宙飛行士の訓練施設や「きぼう」の運用管制室などが見学できます。(セキュリティのため撮影が禁止されています)
筑波宇宙センターまでのアクセス
JR東京駅から山手線でJR上野駅またはJR日暮里駅まで約10分。JR上野駅またはJR日暮里駅からJR常磐線に乗り換えてJR荒川沖駅まで約1時間。JR荒川沖駅下車、荒川沖駅西口バス停から物質材料研究機構バス停まで路線バスで約15分。物質材料研究機構バス停下車すぐ。
または、JR東京駅から山手線でJR秋葉原駅まで約5分。JR秋葉原駅で つくばエクスプレス線(快速)に乗り換えて、つくば駅まで約45分。つくば駅下車、つくばバスターミナルから物質材料研究機構バス停まで路線バスで約5分。物質材料研究機構バス停下車すぐ。
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