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海と空がオレンジ色で染まる出雲崎の夕日を見に行こう!出雲崎から眺める夕日は世界一大きいといわれています。

2019/04/27

 

出雲崎は、新潟県のほぼ中央に位置しています。松尾芭蕉が『奥の細道』で「荒海や 佐渡によこたふ 天の河」と、佐渡島を望む日本海の荒波の情景を詠んだことでも知られる美しい街です。江戸時代には、徳川幕府の直轄地(天領)となり、佐渡金山から搬出される金銀の陸揚げ港として、北前船の寄港地として栄えました。また、出雲崎は古くから石油が発見されていたので、明治時代には、日本で最初に石油の機械堀りが成功した「近代石油産業の発祥の地」としても栄えました。

近年は、日本海の美しい夕日のビュースポットとしてもとても人気があり、出雲崎で眺める夕日は世界一大きいといわれています。真っ赤な夕日はとっても幻想的で、日本海にゆっくりと沈む夕日はとても綺麗です。気候の条件が揃えば、夕日が水平線に沈む前に、緑色の閃光が一瞬だけ輝くグリーンフラッシュが見えることもあります。また、日本海夕日ライン(国道352号線)沿いに整備された海浜公園から日本海へ延びる長さ102mの木製の橋「夕凪の橋」は、近年「恋人たちの橋」と呼ばれるようになって、「橋の欄干に鎖を結び、鍵をかけると恋が成就する」と話題になっています。

良寛記念館がある高台から見下ろすと出雲崎の街並みがよく見えます。出雲崎の家は、「妻入り」と呼ばれる間口が狭く奥行きの長いというのが特徴です。間口の広さによって税金が決められていたので、必然的に奥行きの長い家が建てられました。江戸時代、出雲崎は、越後(新潟の旧名)で一番人口密度が高い地域だったので、「妻入りの街並み」が約4㎞も続いています。この街並みは日本一の長さです。

日本海夕日ライン(国道352号線)沿いに、道の駅「越後出雲崎 天領の里」があります。

道の駅の中にある「天領出雲崎 時代館」は、400年の時を越え、江戸時代へタイムスリップができる施設になっています。

出雲崎は江戸幕府の直轄地(天領)でした。佐渡島から運ばれる金銀の荷揚げ港や北前船の寄港地として栄えました、また、佐渡金山の金銀を江戸へ運ぶために重要な北国街道の宿場町としても栄え、越後では初めて代官所が置かれました。廻船問屋街、旅館街が立ち並び、様々な業種も集まりました。 当時の賑わいは、越後一の人口密度を誇るほどで、小高い山と約10キロの海岸に挟まれたわずかな場所に2万人が暮らしていました。

時代館内には、代官所、御奉行船、江戸時代の商家や街並み、職人の生活などが再現されていて、天領として賑わった出雲崎を体感することができます。また、旅の思い出に、時代衣装を着て記念撮影ができるサービスもあります。

『日本書紀』に「越の国(新潟の古名)から燃える水と燃える土が献上された」と書かれていますが、出雲崎をはじめ新潟の各地では、古くから石油が採油されてきました。

江戸時代の終わり頃、日本に西洋文化が入ってきて石油の需要が急増すると、出雲崎でも石油開発が盛んになって、1891年、日本で初めて機械掘りによる石油採掘に成功しました。また、世界初の海底油田も掘削して、当時、日本の代表的な油田にもなりました。しかし、太平洋戦争前後から採掘量が激減してしまい,1985年に石油採掘が終了しました。

その後、油田の跡地に記念公園を整備して、石油掘削にまつわるモニュメントを展示しています。現在でも天然ガスが自然噴出しているので,公園内は「火気厳禁」です。

この公園の国道を挟んだ向かい側に、道の駅「越後出雲崎 天領の里」があります。道の駅には「天領出雲崎 時代館」に併設されて「石油記念館」があり、石油に興味がない人でも楽しむことができます。

1689年7月4日、松尾芭蕉は、出雲崎に立ち寄って「荒海や 佐渡によこたふ 天の河」という句を残しています。奥の細道300年を記念して整備された「芭蕉園」には、芭蕉真筆の「銀河の序」を刻んだ句碑と芭蕉の像が建っています。ちなみに、道を挟んだ「芭蕉園」の向かいには、松尾芭蕉が1泊した旅人宿「大崎屋」がありました。

良寛さんといえば、子供たちと一緒にかくれんぼや手鞠で遊んでいる姿が印象的です。良寛さんは出雲崎の出身で、詩人・歌人・書家としても知られる江戸時代後期の禅僧です。良寛さんの生家跡に建てられた「良寛堂」、良寛さんの遺墨、遺品などが数多く展示されている「良寛記念館」。そして、ゆかりのお寺など、出雲崎には良寛さんにまつわる名所がたくさんあります。

良寛記念館に隣接して「良寛と夕日の丘公園」があります。目の前は日本海に浮かぶ佐渡島、右手には弥彦山、眼下に良寛堂や妻入りの街並み。「良寛と夕日の丘公園」から眺める景色は、新潟一といわれています。

 

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どもども

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